Gan-wu
岩宇の魅力や情報を日々発信します
北海道の積丹半島に西側にある、岩宇(がんう)地域。岩内郡である岩内町、共和町、古宇郡である泊村、神恵内村の4町村の地域を指して、岩宇(がんう)という。
そんな岩宇(がんう)地域の楽しみ方を(1)(2)(3)の全3回に分けて、紹介したいと思う。
(3)関係案内所を巡る旅
(1)のコラムでは、昔からの伝統を色濃く受け継ぐ人達が日常の暮らしの中にいることこそ、この岩宇(がんう)地域の魅力ではないかということを書いた。
(2)では、実際に過去にそういった人たちとのふれあいを通じて、この岩宇地域を旅していった旅行者の実際のケースについて紹介を行った。
(3)では、(1)(2)を踏まえて、さらにこの岩宇地域の旅を楽しむために、来訪者と地域の関係をそっとつなぎ合わせてくれるような地域の「関係案内所」的な機能を持った場所が点在していることをお伝えしたい。
例えば、神恵内村で移住者の方が開いたカフェ&ゲストハウスや、地域の商店、直売所、料理が美味しい民宿など、そういった所を訪れて、ぜひ、地域に一歩入り込んでみて頂きたい。
例えば、泊村で海沿いにあるアクティビティを楽しむことができるカフェや、地域の食堂、文化財施設、スポーツ施設、お寺など、そういった所にも、地域との関係の入口になる出来事はあるかもしれない。
例えば、共和町では、町にゆかりのある著名な画家の美術館や、特産品を活用して漬物づくりをする元気なお母さん達、放牧酪農でこだわりのアイスを生産している牧場、こだわりのカマンベールチーズを生産する工房、地域の内外で愛されるお菓子屋さんなど、そういった所をぜひ訪れて頂きたい。
例えば、岩内町では、様々なまちづくりの活動に取り組む住職がいるお寺や、100年以上続く街の老舗の商店、地域に愛される食堂やレストラン、カフェ、料理に並々ならぬこだわりを持つ温泉宿など、そういった所で、ぜひこの地域との関係性を見つけて頂きたい。
そういった、岩宇(がんう)地域に点在する様々な魅力を繋ぎ合わせて、一気通貫で、この地域を楽しめる仕組みや体制の構築を、この地域では進めている。
近い将来、より一層、訪れる人にとって魅力的な地域になることを、楽しみにして頂きたい。
●この記事を書いてくれた方:岩宇の応援団101号
岩宇訪問歴6年、訪問回数50回以上。岩宇を第2のふるさとだと感じている北海道在住のとあるアウトドア好きの人。