Gan-wu
岩宇の魅力や情報を日々発信します
北海道の積丹半島に西側にある、岩宇(がんう)地域。岩内郡である岩内町、共和町、古宇郡である泊村、神恵内村の4町村の地域を指して、岩宇(がんう)という。
そんな岩宇(がんう)地域の楽しみ方を(1)(2)(3)の全3回に分けて、紹介したいと思う。
(1)伝統を継いでいくということ
岩宇地域では、このコラムでもいくつか一部を紹介してきたが、農業地域・漁業地域・商業地域ともに、昔からの風習や伝統、文化が残っているものが多い。最たるものは、神社のお祭りである。岩内神社の例大祭を始め、各町村の神社のお祭りは、今でも住民の心が何か特別な思いにかられる、そんな地域に根付いたお祭りの文化が色濃く残っている。
また、水産加工業を始め、漁業、農業、商工業ともに、昔からの知恵や技術を活かして、今の時代に合う形で日々進化させている、町のプロフェッショナルも多い。
そんな、様々な魅力の根底には、「伝統を受け継いでいくということ」という、どこかこの地域に暮らす住民が大切にしたいと思う気持ちが、あるのではないか。
そんなことを考えながら、町を、港を、農村を歩いてみると、また景色がすこし違って見えてきて、面白い。そんな旅ができるのも、この岩宇地域の魅力のひとつだ。
●この記事を書いてくれた方:岩宇の応援団101号
岩宇訪問歴6年、訪問回数50回以上。岩宇を第2のふるさとだと感じている北海道在住のとあるアウトドア好きの人。