Gan-wu

JOURNEY

岩宇の魅力や情報を日々発信します

札幌から車で約1時間半(約90km)、ニセコから約30分(約20km)、農業地帯が広がる共和町の一部の農家で、今も農村地域に伝わる風習が大切に守られているものがある。

それは、繭玉飾りづくりだ。

年末が近づくと地元のスーパーで飾りが売られはじめ、お正月に向けた準備として、枝に飾りつける。元々の由来は、養蚕をおこなう人々が蚕繭の豊作を祈願していた名残ではないかとのこと。

お世話になっている共和町の農家さんでは、今も毎年、子供達と一緒に繭玉飾りを作って、飾るという。以前、北海道旅行に来た海外の旅行客をご案内した時に、日本の農村地域の文化なのですと紹介し、一緒に繭玉飾りづくりをしたら、大変喜んでいただいた。

地元に受け継がれている何気ない風習や文化に触れることこそが、旅の醍醐味となる。

●この記事を書いてくれた方:岩宇の応援団101号
岩宇訪問歴6年、訪問回数50回以上。岩宇を第2のふるさとだと感じている北海道在住のとあるアウトドア好きの人。