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岩宇の魅力や情報を日々発信します

 北海道には、札幌、旭川、函館、帯広、釧路などといったメジャースポットだけではなく、179もの市町村(※2022年12月末時点)が存在し、皆さんの知らない多くの土地が隠されている地域です。そのひとつひとつの地域にはそれぞれの名産品が数多くあります。今回ご紹介する岩宇エリアには、古き良き農村・漁村の風情を残した4つの町村があり、それぞれが独自に発展をした食文化、そして絶景を堪能することができます。札幌からも2時間半ほどという距離にある ”岩宇エリア” の食の魅力について是非ご覧ください。

 最初にご紹介したいのは、岩宇エリアで内陸の町 “共和町(きょうわちょう)” で有名な、日本で最初にできたカマンベールチーズ工房 “北海道クレイル” さんです。創業者である西村公祐(にしむら・こうゆう)さんは、フランスで修業をした後、フランス・ノルマンディー地方と気候がよく似た北海道共和町で個人工房として日本で初めての「本格カマンベールチーズ工房」を創業します。

 日本初のカマンベール工房「北海道クレイル」のカマンベールチーズは、乳酸菌の生きた「生」のカマンベールチーズで、1975年の創業以来、多くの方に支持される「フレッシュ」なカマンベールチーズを作り続けていらっしゃいます。現在も昔当時の製法で作り方を変えずにひとつひとつを手作りで作り上げています。お土産にも喜ばれるこちらのチーズは、公式オンラインショップなどのネット通販でも購入可能となっています。
公式オンラインショップはこちら:https://shop.clair-cheese.com/

別の記事ではより詳しくご説明していますので、あわせてご覧ください。
関連記事はこちら:https://gan-wu.com/column/cheese_atelier_clair/

 次にご紹介したいのは ”岩内町(いわないちょう)” の海産特産品です。数の子、身欠ニシン、たらこをはじめとした多くの水産加工商品は大変人気で、道内だけではなく、関東・関西などの首都圏でも多くのファンに人気があります。その中でも近年人気なのが 鰊(にしん)を加工した商品で「にしんめし」と「にしんすぱ」という商品です。

 にしんめしは、にしんと昆布、さらに数の子を甘辛く甘露煮風にじっくりと炊き上げたにしんの加工商品です。化学調味料無添加にこだわっており、柔らかいにしんと はじけるような触感の数の子が最高の組み合わせです。姉妹商品でもある にしんすぱ は、「今までにしんを食べなかった人に食べてもらいたい」というコンセプトを持ち、洋風にオイル漬けに加工された商品です。ソースを選ばずにレトルトで手軽に食べれる商品として、魚調理が苦手な方にも人気の商品となっています。”にしんすぱ” は常温レトルトなので旅行のお土産にも最適です!
 どちらも北海道岩内町に本社がある「一八興業水産株式会社」様にて作られている商品です。気になった方は、公式オンラインショップなどのネット通販でも購入可能となっています。
 公式オンラインショップはこちら:https://ippachi.raku-uru.jp/

 別の記事ではより詳しくご説明していますので、あわせてご覧ください。
 関連記事はこちら:https://gan-wu.com/column/ippachi/

 岩内町の少し北に位置している “泊村(とまりむら)” も多くの海産特産品が有名ですが、北海道 後志エリアの知られざるホタテの味覚として登場したのが “海鮮おせんべい「ほたての心(こころ)」” です。帆立貝(ほたてがい)の貝柱や耳(貝のひもの部分)を丸ごと贅沢に利用した海鮮おせんべいで、熟練の職人達が一枚一枚、手作業で焼き上げて作られています。もちろんそのままをおせんべいとして食べるのも良いのですが、お酒のアテとして豪華にウニやいくらなどをのせて食べるのもおすすめとのこと!北海道の味覚をアレンジして楽しむことも出来る商品です。

こちらの商品も下記のオンラインショップで購入可能となっています。
泊村の名産品販売オンラインショップ “トマリナ”はこちら:https://tomarina.net/

 最後にご紹介したいのは、”神恵内村(かもえないむら)”の ここでしか食べられないお菓子 稲葉屋のお菓子です。神恵内村の水に惚れ、それ以来神恵内の地でお菓子屋を約80年間、2代に渡って営んでいらっしゃいます。以前は、神恵内村にもお菓子屋さんは数軒ありましたが、2023年現在は稲葉屋さんが1軒のみとなっています。

 稲葉屋さんでおすすめのお菓子は、北海道産の小豆を仕入れて手作りで作る “あんこ” を使ったお菓子です。「昔からの味を受け継いで、そのまま同じものを売っていく」という考えのもと、創業当時の味を今も楽しむことが出来ます。ほたての貝の形をした「ほたて最中」や、自慢のあんこがたっぷり入った「みそまんじゅう」は是非とも食べていただきたいです。オンラインでの購入は出来ませんが、夏場には店舗の他、道の駅などでも販売していることがありますので、岩宇旅行の際には是非訪れてみてください。
稲葉屋さんのご住所はこちら:北海道古宇郡神恵内村 15-2

 今回は岩宇エリア(がんう)の “食” という点についてご紹介しました。北海道には多くの食材がありますが、それらを地域ごとに特色をもって加工されている方々が多くいらっしゃいます。私たちの岩宇エリアにも、今回ご紹介出来なかった数多くの商品がありますので、また次回ご紹介できたらと思います。
 岩宇エリアは、4つの町村から出来ている地域の名称です。近くには、積丹(しゃこたん)やニセコなどの観光地もありますので、ご旅行のついでに是非立ち寄ってみてください。このウェブサイトでは、岩宇エリアに旅行に行ってみたいけどどうしたらよい?近くを旅行で訪れるので楽しみ方を教えてほしい!などのご質問・ご相談もサポートしています。ご質問・ご相談についてはお気軽にお問合せフォームからご連絡ください。皆様の次の北海道旅行のヒントとしてお役に立てたら光栄です。